中年期の探求と人生の意味
「人間は青年期の悩みを超えて社会的に地位が確立したとしても、中年期になって自分は何のために来ているのか・本当の自分とは何かという事で悩む問題がやってくる」とユングは言ったそうです。しかし、会社に入って夢と希望に燃えて気力に満ちていたはずが何か違う。課長~部長になり、子供もそれぞれに成長し財産もそれなりにできたが、それが自分の望んだことなのか?
ユングは「人生の前半の悩みと後半の悩みは違う」と。人生の前半は【いかに生きるか】で、人生の後半は【いかに死ぬか】で、前半の問題と後半の問題はガラッと変わる。だから中年期もまた大切だと言っています中年・老年の問題は青年期にもう始まっているのかもしれませんね。