コロナ禍で過ごした子ども達
3月、小中学校での卒業式がありました。
ある校長先生の祝辞の中で
「この3年間、皆さんは大変な思いをされました。その経験が、皆さんの力となります。3年間の経験を活かして、強く大きく育って行ってください。」
とお話しされていました。
とても納得のいくお話しでしたが「うーん、経験を活かすって?」とはてなマークが行き交いました。
コロナ禍で過ごした子ども達
コロナ禍で子ども達の運動量、外遊びの減少など、基本的な生活習慣が身に付いていない。
親、先生、友人との密にならない事を大切にして、お家時間、一人時間が多く自制心や耐性が育っていない。
子どもと養育者との愛着関係が形成されず、子どもの情緒や対人関係に問題が生じている。
その様な状態から、どうしたら子どもの心と身体を解放出来るか、、、
脳幹を育てる
脳幹を育てましょう!
ー話しを聞けなかったり、敏感すぎるのは脳幹の原始反射によるものだそうです
生きる為の働き(生命維持の役割)をコントロールしている中脳、橋、延髄と間脳は、「戦う」「逃げる」など衝動性のコントロールをしています。
五感を刺激する事で子どもが変わります。
五感を刺激する行動
- 食べ物をよく噛む。
- 適度の運動を日常的に行う。
- 新しい事に挑戦する。
- リラックスする時間を過ごす事。
- 友人や家族とのコミュニケーションを大切に。
- 週に1度は自然に親しむ。
子ども達の困難さに寄り添う居場所作り、遊びながら楽しみながら、自然と生きる為の能力が鍛えられると良いですね。
我慢する力、怒りのコントロールが出来る子どもになるには、幼児期に成功体験を積み上げる事が大切です。
そうすると自己肯定感が高まり、周りの人との有効な関係を作ります。